歌詠みの綴り

短歌または詩。その説明

休日

  • 土曜日日曜日あなたに2日逢ってない。今すぐ走り出してしまいそう。
  • スケジュール帳の約束の無い日を見たくないから開かない。
  • 逢えないから夜が長い。言い訳に冷蔵庫を開けたらお好み焼きが出来上がってしまった。
  • じゃあ来週ねってさっき改札を抜けた気もする。でももう一年も経った気もする。
  • 雨の休日には、どこにも出かけないで2人で毛布の中に居たいね。
  • 休日はココロに臨時診療所が必要だ。
  • 少しでも早く逢いたいと、明日の時間をあなたが決める。いまの瞬間に走っていきたい。
  • 休日の雨は頭痛がする。あなたに逢える日の雨は平気なのに。
  • 逢えない時間が辛いのはあなたもで、ただ話すために家の周りを歩くあなたが、うれしくて心配。
  • 休日だって休まない人なのだ。だから置いて行かれた気分になる。
  • 布団の中で、届いたメールはとっくに始動したあなたから。遠い場所にいるんだわ。
  • 休日も休みなく活動するあなたは遠くにいるが、帰りの電車は平日より私のことを考えてる。
  • 逢いたいと言えばお互いに辛くなるから、電話口で飲み込む休日。

くちびる

  • わたしのくちびるはぽってりしている。短所だと思っていた。あなたがこのくちびるを愛していると知るまで。
  • 愛されているということは幸福だ。くちびるに乗せる色も春の花の色になる。
  • あなたのキスはわたしのくちびるのカタチをなぞる。覚えておこうとするみたいに繰り返し繰り返し。
  • 化粧直しをしたばかりなのに、あなたがくちびるをついばむ。ふたりして口紅を食べてるみたいだわ。

きみと

  • いつもの生活ではあり得ないけれど、きみと毛布にくるまってぐだぐだと寝ていたい。わたしだってそうしたいわ。薬の眠気でぐだぐだするんじゃなくて。
  • 一緒にいたいなって言ったら「目的なんか無くていい、時間も決めないで、きみと一緒に居たい。」驚いて返事ができなかった。
  • たまにはゆっくり眠ればいいのに。その時はきみが横に居てくれたらいいな。いつだってあなたがもういいって言うまでそばにいたいのよ。
  • ムチャな計画を勝手に立てても「でもきみと一緒居たいから」ってなんとかしてくれる。たまには腹を立てないの?